シーリング工事の「ワーキングジョイント」と「ノンワーキングジョイント」

シーリング工事とは、水密性や気密性の確保を目的として
サッシやガラス廻り、カーテンウォール、外装材などの接合部に施される工事を言います。

シーリング材には不定形シーリング材と、定形シーリング材があり
一般的にはペースト状の充てん剤による不定形シーリング材のことを指しています。

施行直前に主成分となる基材と、硬化剤を調合して練り混ぜて使う「2成分形シーリング材」と
あらかじめ混合され、空気中の湿気や酸素などで硬化する「1成分形シーリング材」に分かれています。
両者では、接着性、硬化特性などに差があります。


また、シーリング工事では、図のように2面接着(1面はフリー)のときと
3面接着のときとで施工方法が異なります。




ワーキングジョイント(熱や地震などで動く目地)は2面接着として
シーリング材が動けるようにしておきます。
その際には、バックアップ材やボンドブレーカーによって3面接着として
しまわないように注意が必要となります。

ノンワーキングジョイント(動きが非常に小さい目地)では
目地幅と充填深さが許容範囲を満たし、かつ3面接着でシーリング材の接着性が
じゅうぶんに確保できるようにします。
接着性の確保には、プライマー選びがポイントです。


横浜市の「有限会社 小池塗装工業」では、屋根・外壁の塗装をはじめ
防水やシーリング工事などの工事を取り扱っております。

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