平型スレート屋根の縁切りについて

 

HPをご覧いただき誠に有り難うございます。 横浜市港南区で外壁塗装、屋根塗装を行っております(有)小池塗装工業です。

今回は平型スレート屋根塗装時の縁切りについてお話させていただきます。

まず縁切りとは何か。

スレート屋根は釘で固定されているのですが、釘頭が出ないように上手く互い違いに千鳥に貼り上げていきます。

新築時は雨が降ってもそのまま水が流れて釘頭に水がかからないように工夫されているのですが、

塗装をすることによってスレートの重なり部分が塞がってしまうことがあります。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、スレートの下端の重なり部分には水が流れるだけの隙間が空いていないと

裏側に水が溜まった状態になってしまい、毛細管現象をおこし隠れている釘頭から屋根裏へ雨漏りする可能性が

高くなります。

そうならないために使用するのがタスペーサーという部材です。

↑ これがタスペーサーです。

このように隙間を確保するように使用します。

しかし何でもタスペーサーを使用すれば良いというわけではありません。

スレートの商品によっては使用できない屋根もあり、また3寸勾配(約17度)以下の緩い勾配には使用できません。

タスペーサーを使用できない条件では塗装完了して完全に乾いた後ににカッターなどを使って

1枚1枚手作業にて縁切りを行っていきます。

弊社では屋根の状況によりお客様に納得していだだけるようしっかり説明して最適な工法をご提案いたします。

お住まいの塗装工事のことはぜひ(有)小池塗装工業にご相談ください。